📊 1. 転職回数を気にする採用担当って、実は「8割」

まず、データから見てみましょう。リクルートエージェント・doda・マイナビなどの大手転職サイトの調査によると、採用担当者の77.6%(約8割)が「転職回数を気にする」って回答してるんです。でも同時に「気にしない」という回答も37.0%(約3人に1人)あるんです。あ、これ重複回答だから、つまり転職回数への評価って「企業・業界・職種」によって大きく分かれるってわけです。

重要なのは「転職回数が何回だから絶対に落ちる」という単純な話じゃなくて「どんな背景で、どんなキャリアの流れを辿ってきたか」という文脈が採用判断を左右するってことなんです。採用担当として「転職5回」って聞いても「あ、キャリアを積極的に構築してきた人だ」と思う場合もあれば「これ、何か問題あるのかな」って懸念する場合もあるんです。その差って何かって言うと、その人のキャリアストーリーんですよね。

🎯 2. 年代別:転職が「多い」と感じられる回数

転職回数の評価って年代によって大きく異なるんです。採用担当として「転職何回までなら大丈夫」みたいな感覚がある程度形成されてるんです。

20代での転職:3回以上で「少し多いかな」って採用担当が懸念を示すケースが増えるんです。20代で3回転職してると「66.4%の採用担当が躊躇する」ってデータもあるんです。ただし20代は「キャリア形成の試行錯誤の時期」として理解されることも多いから、短期転職でも「営業から企画へのキャリアチェンジを探索してた」など明確な意思があれば問題になりにくいんです。採用担当の中には「20代で色々試してる人の方が、将来のポテンシャルがありそう」って思う人もいるんですよね。

30代での転職:3回以上で「多い」って感じられ始めるんです。30代は「専門性を深めるべき時期」として評価されるから、転職回数が多いと「キャリアの軸が定まってない」という懸念が生じやすいんです。ただし「営業経験→営業管理職→営業企画職」みたいに同じ職種軸での転職であれば、3〜4回でも理解されやすいんです。いや、むしろそれくらい転職してくれた方が「この人は営業職を極めてる人だ」って判断されるんです。

40代以上での転職:実績と専門性が重視されるから、転職回数そのものより「各職場での成果」を見られることが多くなるんです。「3回転職してるけど、毎回昇進してる」なら問題ないんです。逆に「転職回数は少ないけど、キャリアが一貫してない」方が懸念される傾向があるんですよね。一方で、転職理由の説明責任はより高くなるんです。40代で「人間関係が嫌だから」みたいな理由は避けるべきですね。

📊 年代別「転職回数の評価」早見表(採用担当の本音)

← 横にスライドできます →

年代 「多い」と感じる回数 採用担当が重視するポイント
20代 3回以上で約66%が躊躇 試行錯誤の意図/キャリアの方向性
30代 3〜4回で「多い」印象 専門性の軸/同職種での深掘り
40代以上 回数より「各職場の成果」を見る 数字で示せる実績/昇進の有無

出典:マイナビ「中途採用状況調査2025年版(2024年実績)」採用担当者の77.6%が「転職回数を気にする」、20代の3回以上で66.4%が採用を躊躇すると回答。

⚠️ 3. 採用担当が「転職回数より気にする」本当のこと

採用担当として数百人の選考をしてきた経験から言うと、転職回数の多さ自体より、以下の点を重視してるんです。本当は転職回数そのものってそこまで重要じゃないんです。

在籍期間の短さ:「1年未満での退職が複数ある」ってことなんです。1年未満で会社を辞める人が複数いると「あ、この人、環境が合わないとすぐ辞めちゃう人なのかな」って懸念するんです。一方、「1年以上各社に在籍してる」なら、たとえ転職が5回でも「一定期間は働き続ける人」って判断ができるんです。逆に「1年未満で3社」と「2年以上で5社」では、後者の方が採用担当からの懸念が小さいことがほとんどです。採用企業も「採用してから1年で辞められるのは困る」って思ってますからね。

転職理由に一貫性がない:「営業→企画→営業→製造→人事」みたいに職種がバラバラに変わってく場合、採用担当は「軸がない人」って懸念を持つんです。逆に「営業→営業企画→営業マネジメント」という流れなら、転職回数が多くても「キャリアを積極的に構築してる」って評価されるんです。この職種軸がっていうのは、採用担当にとってめちゃくちゃ重要な判断軸です。

退職理由が「ネガティブ」な場合:「人間関係が嫌だから」「給与に満足できなかったから」という理由で複数転職してる場合、採用担当は「この人も同じ理由で辞めるのでは」って懸念するんです。これね、合理的な懸念です。だから転職理由の説明って本当に大事なんですよね。

「正直に言うと、転職回数を見て『何回?』と数えるより、最初に確認するのは『前職の在籍期間が極端に短い社が並んでいないか』なんです。1年未満が3社続いてると採用後すぐ辞められるリスクが現実的に上がるので、面接で深掘りします。逆に各社で2年以上働けてるなら、5回でも前向きに評価できます。」

— 採用担当として

✅ 4. 転職回数が多くても「採用される人」の3つの特徴

特徴1:各転職にストーリー性がある

「なぜ転職したのか」に、論理的で納得感のある説明ができるかが最重要。

例えば「営業で3年 → 営業企画への適性を感じて転職 → 2年でスキル確立 → 営業×企画の知識でマネジメントへ」のように、各転職が次のステップへの意図的な選択として説明できれば、採用担当は「目的を持った人」と好印象。

むしろ「この人、自分のキャリアを主体的に考えてる」って印象になるんです。

特徴2:短期離職でも「成果」を実績化している

「在籍期間は1年だったが、その1年で売上目標を150%達成した」「1年で新規システム導入を主導し、業務効率が30%改善した」というように、短い期間の中で明確な成果を出していれば、採用担当の懸念は大きく軽減されます。採用担当は「短い期間でも成果が出てるなら、この人は有能な人なんだ」って判断するんです。職務経歴書では、在籍期間よりも「その期間で何を成し遂げたか」に重点を置きましょう。数字で示せる成果があると、採用担当の評価が一気に変わるんです。

特徴3:「今回の転職先で長く働く明確な理由」がある

採用担当が転職回数の多い候補者から聞きたいのは「なぜ転職してきたか」じゃなく「なぜうちなら長く働けるか」。

「テレワークで育児と両立できる」「○○業界の経験を活かせる」「5年スパンでマネジメントを高められる」── この企業である理由が明確なら、転職回数が多くても採用判断はプラスに働くんです。

転職回数が多い人ほど、「うちでなぜ長く働けるのか」を説明できるかが勝負です。

📋 5. ワーママの転職回数問題:特有の考慮

育休や産休でのブランク、その後の短時間勤務での職場復帰など、ワーママは転職とは無関係の理由で「転職のように見える異動」が生じることがあります。採用担当は「育児理由での転職」と「キャリア理由での転職」を区別して考えることが多いので、職務経歴書や面接では「育児・育休を理由とした職場変更」であることを明記することが重要です。

マイナビ調査(2025)では、育休経験がある女性の41.3%が転職・退職を実施または検討。5人に2人以上が育休を機に働き方を見直しています。

育児と両立を理由とした転職なら、採用担当も「その理由なら納得できる」と判断する傾向。

採用側は「ワーママの転職」を「キャリアアップ転職」ではなく「環境最適化転職」として受け止めます。だから転職回数が多くても「育児との両立が理由」なら、理解されやすいんです。

特に「時短勤務の会社から通常勤務対応の会社へ」みたいな職場変更は「転職」じゃなくて「復帰」として説明した方が好感度上がるんですね。採用担当側も「子どもが大きくなったから職場を変わるんだな」って理解しやすいんです。

「育休中の双子ママとして思うのは、『育児を理由とした職場変更』は採用担当に正直に伝えていいということ。むしろ伝えないと『キャリア理由の頻繁な転職』として誤解されるリスクがあります。『時短勤務の継続が難しくなった』『通勤2時間が限界だった』など、育児と両立できる環境を選んだ理由を職務経歴書1〜2行で添えるだけで、転職回数の印象がガラッと変わるんです。」

— 育休中の双子ママとして

🎤 6. 採用担当として見てきた「実例」

転職4回で採用した人の例:営業→営業企画→営業マネジメント→営業管理職(本社)という流れで、「営業の現場を経験した後、本社での経営視点を持つ営業管理職を求めていた企業」が採用を決定しました。転職回数は多くても、一貫したキャリアストーリーが高く評価されました。この人の職務経歴書には「営業経験を活かして事業戦略に関わりたい」という一貫したテーマがあったんです。

転職1回だが落とした人の例:事務職から営業職へのキャリアチェンジを求める候補者でしたが、「なぜ事務から営業へ?」という質問に対して「営業の方が年収が高いから」という回答が返ってきました。キャリアの一貫性がなく、採用担当は「長く続かないのでは」という懸念から見送りました。これね、転職1回でも「なぜこの職種を選んだのか」の説明がダメだと落ちるんです。

転職3回で採用された育休後のワーママの例:営業→営業企画→営業企画職の時短勤務→営業企画正社員(別社)というキャリアで「育児との両立を理由に職場を変わった。でも営業企画職での専門性は一貫してる」という説明ができていた人。採用担当も「子育てと仕事の両立を理由にした職場変更なら理解できる」って判断してました。

「いま採用市場は売り手市場で、ワーママ向け求人も2025年4月の育児・介護休業法改正で明確に拡大しています。『転職回数が多いから』と諦める必要はゼロ。エージェント面談に行く=転職する、ではなく、『転職活動』は自分の市場価値を客観視する活動です。年収レンジや需要のあるスキルを知ったうえで『今の会社に残る』と決めるのも立派な選択肢。回数の不安は、まず情報を取りに行ってから判断しても遅くないです。」

— 採用担当としての本音

💼 7. 転職回数が多い場合の書類・面接での伝え方

職務経歴書の工夫:各社での在籍期間を強調するのではなく「この期間で何を成し遂げたか」に重点を置きましょう。また、転職ごとに簡潔な転職理由を付記することで「この人は無計画ではなく、意図を持って動いている」というメッセージが伝わります。採用担当として見る側に回った時、「転職理由が明確に書いてある職務経歴書」と「転職理由がない職務経歴書」では、前者の方が圧倒的に印象が違うんです。

面接での説明:「転職を選んだ理由」より「各企業で何を学んだか、その学びが今どう活きているか」という説明の仕方が有効です。採用担当が知りたいのは「あなたの過去の選択」ではなく「その選択によって形成されたあなたのキャリア」だからです。「なぜ転職したんですか」って聞いた時に「実は○○という成果を出したから、次は違うチャレンジがしたくて……」みたいに話が続く人と「環境が合わなかったので」で終わる人では、採用担当の評価が全然違うんです。

🤝 ワーママ向け:転職回数の不安を整理してくれる目的別エージェント3選

大手リクルートエージェントの「網羅性」と、ワーママ特化エージェントの「専門性」を併用するのが、転職回数が多い人にとって最も効率的な選択肢です。

  • リアルミーキャリア:時短勤務・在宅可の正社員求人に特化。育休明けでも復職前提でカウンセリングしてくれる。 公式サイト →
  • リクルートエージェント:完全在宅・フルリモート求人を中心に紹介。子育て中ワーママへの理解度が高い。 公式サイト →

※ 全3社とも完全無料/登録3〜5分/合わなければ放置でOK

🔍 8. 転職回数と業界の関係性

最後に、業界による転職回数の評価の違いを整理しておきます。

IT・WEB・スタートアップ系は転職が一般的で、3〜4回は珍しくありません。むしろ「いろいろな企業で経験を積んできた」という点がプラス評価になることもあります。これらの業界では「1社に7年いる」より「3社で各々異なるスキルを習得した」方が評価される傾向があるんです。一方で金融・製造・大企業系は「長期勤続」を文化として持つことが多く、同じ転職回数でも慎重に見られる傾向があります。

転職活動を始める際には「志望業界では転職回数がどう評価されるか」も事前リサーチするとよいでしょう。エージェント担当者に「この業界では転職3回ってどう見られますか?」って聞くと、業界の雰囲気がわかります。

💭 9. 最後に、みぃ自身の転職回数への考え方

正直に言うと、私自身も転職を何度かしてるんです。大学卒業後の新卒入社から今まで、正社員転職は2回。それに加えて育休から戻った時の就業形態の変更を含めると、いや、複雑なんですよね(笑)。採用担当として「転職回数を評価する側」にいながら、自分の転職はどうなのかって考えると、やっぱり「キャリアの一貫性」と「転職理由の納得感」が大事だって思うんです。

私の場合、転職理由は「人事部門でのキャリアを深める」という一貫したテーマがあったんです。だから採用を見る側になった時も「転職は悪いことじゃない、その人がどう説明するかが全てだ」って肌で感じてるんですよね。

双子育児をしながら転職を考えてる今、「転職回数が多いと不利」なんて諦める必要は全くないんです。大事なのは「なぜこの会社を選んだのか」「ここでどう成長したいのか」って説明ができることなんです。