🗓️ 1. 夫の転職活動、実際はこんな感じだった

12月登録→4月入社、4ヶ月の流れ

夫が転職を考え始めたのは、双子が生まれる少し前。転職経験がまったくない夫は「とりあえず有名なやつ登録してみようか」って感じで、リクルートエージェントdodaに登録したんです。

12月に登録して、翌4月に新しい会社へ入社。期間でいうと約4ヶ月の活動だったんですけど、応募と面接が一気に動いたのはそのうちの1〜1.5ヶ月くらい12月末に双子が生まれて、年末年始は通常の休みでひと息ついて、年明けから夫がパパ育休を4週間取ってくれたんです。そのパパ育休の4週間に、面接をほとんど片付けてしまう流れでした。

パパ育休4週間に面接を集中=オンライン面接の威力

このパパ育休期間に集中して動けたの、本当に大きかったんです。特に救われたのがオンライン面接。生まれたばかりの双子がいる家のなかで、夫がスーツの上だけ着てPCに向かって面接を受けてる。私はリビングで赤ちゃんをあやしながらそれを見てて——「これ、もしフル出社で働きながら転職活動してたら、絶対こんなスムーズに行ってないな」って何度も思いました。

転職経験ゼロで「エージェントって何してくれるの?」という状態からのスタート。だから私が横でかなりサポートしました。新生児双子の育児+夫の転職サポートは、いま振り返っても体力勝負でした(苦笑)。

採用担当として「見る側」にいた私が、今度は「見られる側」をサポートする立場になって。普段は見えない「エージェントが実際にどう動いてるのか」と「候補者側のリアルな感覚」を、両方知る機会になりました。

📝 2. 「12月スタート」は少し早かった——転職市場の季節感

採用市場のピークは1〜3月と9〜10月

実は夫、双子が生まれる前から動きたがってたんです。12月の出産を控えてて、「子どもが生まれてからじゃ動けないだろうから、今のうちに」っていう気持ちだったみたいで。でも実際にエージェントに登録してみたら、「年明けに求人が一気に増えるので、12月はまず情報収集の時期ですね」って言われてしまって。

採用担当の私には「あ、それ確かに」って納得できる話ですが、夫は拍子抜けしてました。「せっかく動き出したのに、待てって言われた」って苦笑いしてましたね。

転職市場には季節があります。企業の採用が活発になるのって1〜3月(4月入社向け)9〜10月(10月・翌4月入社向け)。12月は求人が落ち着く時期で、企業も採用予算や来年の計画を仕込んでるタイミングです。実際、転職市場全体として、年末年始に向けて求人数が減少する傾向があります(詳しくは 転職タイミングの完全ガイド で解説)。

12月は「仕込み期」と割り切る

だから12月から始めること自体は悪くないんですが、「12月=情報収集期間」と割り切って、年明けの本番に備える準備期間と捉えるのが正解。夫の場合、結果的に「12月登録→年明けから本格的な選考スタート→4月入社」というサイクルにきれいにハマったんですけど、最初から「12月は仕込み」と分かってたら、もっと余裕を持って動けたかなと思います。

💡 3. リクルートエージェント vs doda——夫の体験で見えた違い

リクルート=プッシュ型/doda=スカウト型

夫が並行して使った2社は、求人の届き方がかなり違いました

リクルートエージェントは「求人をどんどん推してくるタイプ」。初回面談後、毎日のように「新着求人です」ってメールが届くんです。夫は最初「多いな…」って感じてたんですけど、これ夫だけの感想じゃないんですよね。複数の口コミサイトでも「リクルートからのメール頻度が高い」「毎日のように紹介求人が来る」っていうレビューは多くて、利用者全体に共通する傾向みたいです。採用担当の私から見ると、これは「母数が大きいから、その中から選べる」というリクルートの強みでもある。実際、夫が最終的に内定をもらった会社も、このリクルートからの紹介求人の中の1社でした。

一方、dodaは「スカウト機能」が特徴的。待っていても企業から「あなたの経歴に興味があります」ってスカウトが届くタイプです。リクルートのプッシュ型と違って、dodaは「市場から自分への需要」が見える形で来る。これはこれで、自分の市場価値を客観的に把握する材料になりました。

2社並行で「市場価値の客観視」ができる

夫の場合、最終的な内定はリクルート経由でしたが、dodaのスカウトを並行して見ていたことで「業界全体での自分のポジション」が把握できたんです。「リクルートで紹介された会社って、市場価値的にどうなんだろう?」を、dodaのスカウト案件と比較しながら判断できた。2社並行は、この「主軸はリクルートのプッシュ+裏でdodaのスカウト確認」みたいな使い方ができるのがメリットでした。

💬 4. 「担当者との相性」が本当に全てを変える

担当変更は遠慮しなくていい・3つのサイン

夫の転職活動を横で見ていて強く感じたのが、「担当者との相性は本当に大事」ということ。担当者によって、紹介してくれる求人の精度や、面談での提案の的確さがまったく違うんですよね。これは夫だけじゃなくて、複数の口コミサイトでも「担当者次第で転職活動の質が変わる」って指摘されている、利用者共通の課題です。

もし担当者と合わないと感じたら、遠慮せず担当変更を申し出ていいんです。リクルートエージェント公式ガイドでも「担当変更は可能」と明示しています。電話・メール・問い合わせフォームから依頼できる。「①希望と違う求人ばかり来る/②レスポンスが遅い/③業界理解が浅い」のうち2〜3個当てはまったら、変更を検討する価値があります。

採用担当が見る「推薦状の差」

採用担当として面接する側に回ったときにも気づいたことなんですが、「エージェントの推薦状」の質には担当者ごとに大きな差があります。「この候補者は弊社のこの事業フェーズに合います、なぜならこういう実績があるから」と的確に書かれた推薦状と、「営業経験あります、よろしくお願いします」みたいな雑な推薦状では、面接前の印象がまったく違う。優秀な担当者の推薦は、候補者を輝かせるんです。

私自身、人事を3年やってきて、エージェント担当者に「当たり外れ」が少なからずあるって感じてます。同じ会社の担当者でも、ベテランと若手、業界知識の深さ、推薦文の丁寧さ——本当に差があるんです。だから候補者側にとっても、「何か違和感がある」「合わないな」って感じた瞬間に担当変更を申し出ることは、絶対に自分のためになる。「申し出にくい」って遠慮する人、ほんとに多いんです。でも、エージェント側も担当変更には慣れてます。動かない方が、結果的に大きな機会損失になります

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🎯 5. 採用担当から見た「エージェント経由候補者」のリアル

「エージェント経由だから」優遇はない

ここからは採用する側のリアルな話をしますね。エージェント経由で来る候補者を何人も見てきた中で、ほんとに思ってることです。

まず、「エージェント経由だから優遇される」ということはほぼほぼないです。企業がエージェントに払う手数料は結構高い(採用者年収の30〜35%が相場)から、採用担当も「ちゃんとした候補者を送ってよ」って思ってるんです。ただ実際には、エージェントが数稼ぎのために「とりあえず送っておく」みたいな候補者も来たりします。

本人の準備不足は推薦でも隠せない

採用担当が候補者を評価する基準は、エージェント経由でも直接応募でも変わりません。「この会社で何をしたいのか」「自分のどんな経験が活かせるのか」を明確に話せる人が評価されるんです。エージェントの推薦は「入口」に過ぎないんですね。

逆に言うと、エージェントが「この人はマッチします!」って強く推してるのに、本人が会社のことをほとんど調べてない場合、採用担当は冷めた目で見ちゃうんです。推薦の言葉より、本人が話す内容の方がずっと大事なんです。

🔍 6. 「なぜその会社なのか」は自分で語れるようにする

「紹介されたから」では志望動機にならない

これね、夫の転職活動で私が一番強調したポイントなんです。エージェントに「この求人どうですか?」って聞かれて、「いいですね、応募します」って言うだけではダメです。採用担当として面接に関わってた私が何度も見てきたのが、「エージェントに勧められたので来ました」っていう雰囲気の候補者。正直に言うと、これはほんとにマイナスです。

採用担当は必ず「なぜうちの会社なの?」って確認するんです。志望動機が「エージェントに紹介されたから」では説得力がない。エージェントはあくまでも「出会いの機会」を作ってくれる存在。その後の企業研究と志望動機の構築は、自分でやる必要があるんです。

夫が実践した「自分の言葉で語る」準備

夫には「応募する会社のホームページと採用ページは必ず読んで、自分の言葉で『なぜここで働きたいか』を言えるようにしてね」って伝えました。面接で志望動機を聞かれたとき、自分の経験と会社のビジョンを結びつけて話せる人は、採用担当から見ても印象が全然違うんです。

実際、最終的に内定をもらった会社の面接で、夫は「自分の営業経験のなかで、なぜこの会社の事業に惹かれたのか」を、自分の言葉で具体的に伝えたそうです。これ、エージェント任せじゃなくて、夫が企業研究をしっかりしたからこそできた受け答えだと思います。

📊 7. 並行登録は必須——求人のラインナップが全く違う

企業ごとに「使うエージェント」が違う

リクルートエージェントとdodaを並行して使った夫ですが、求人のラインナップが結構違うんです。どちらか一方にしかない求人もあって、2社使って初めて「あ、こういう会社もあるんだ」って発見があったんです。

これね、採用担当として企業側の感覚も知ってるんですが、企業が「どのエージェントに求人を出すか」って実は戦略的な選択です。大手系の企業はリクルートに、スタートアップ系はdodaに...みたいに、得意分野が分かれてるんです。大手・老舗企業はリクルートが得意、スタートアップ・ベンチャー系はdodaが強いという傾向があります。

並行登録で業界解像度が上がる

夫の場合は最終的にリクルート経由で内定をもらいましたが、dodaを並行して見ていたことで「他にもこういう会社があるんだ」と業界全体の解像度が上がったんです。リクルート1社だけだと見えなかった求人もたくさんあって、両方使う意味は明確にありました。

転職エージェントって、それぞれ得意な業界・職種・規模感の企業とのパイプが違うんです。「1社に絞る」は情報機会の損失になっちゃいます。面倒でも最低2社は登録することをおすすめします。

💭 8. 夫の転職活動を通じて、私が気づいたこと

自分の転職活動への教訓3つ

夫の活動を横で見てると、「自分ならこうするな」って思うことがいっぱいあったんです。採用担当として転職市場のリアルはわかってるつもり。だからこそ、自分が転職活動をするときは意識したいことが明確になりました。

まず担当者の相性は絶対に妥協しない。「合わないな」って思ったら、遠慮なく担当変更をお願いする。その次に企業研究を十分にしてから応募する。そして「とにかく決めなきゃ」っていう焦りに流されないこと。育休中という経済的なバッファがある今だからこそ、じっくり選ぶ余裕を持ちたいなって思ってるんです。

なんか、夫の転職を通じて「エージェントって結局、使い手次第なんだな」ってほんとに感じたんです。双子育児で大変だけど(笑)、自分の転職活動が始まったら、この経験をちゃんと活かして、もっと賢く進めたいなって思ってます。自分の転職活動が始まったら、このブログで正直に記録していきます。良かったら読みに来てください。