1冊目:『エッセンシャル思考』で「やらない」を決める
🌱 時間管理系の本命は『エッセンシャル思考』。まずこの1冊から。
🥇 いちばん効いた1冊。「より少なく、しかしより良く」。育児中は全部できないから、本当に大事なことだけに集中する考え方。転職活動の絞り込みにも使えます。
→ こんな人に:あれもこれもで手一杯、"やることを減らしたい"人
時間がない時代に必要なのは「どうやって時間を作るか」ではなく「何を捨てるか」。この本の核は「より少なく、しかしより良く」というコンセプトで、「本当に大事な上位2割だけに集中する。残りの8割は手放す」というシンプルな話です。
もし転職活動を始めるとしたら、本当に大事なのって「職務経歴書のクオリティを上げる」と「志望企業の研究」と「面接対策」の3つだけだと思います。でも時間がないと、SNSで転職情報を集めたり、転職サイトをダラダラ見たり、関係ない資格の勉強始めたり…って無駄なことに流れがちです(採用面接で見てきた候補者さんの傾向です)。
この本を読んで「いや、ちょっと待て。本当に大事なこと以外は全部捨てよう」ってなりました。そしたら育休中の時間の使い方が劇的に変わったんです。転職準備に当てはめるなら「転職の情報を最新でキャッチすることは、本当に大事か」と問い直すと「いまSNSで拾える転職情報より、志望企業の研究を深める方が効いてくる」と気づけるはず。そういう「捨てる」という判断ができるようになるんです。
育児と仕事の両立でも同じでした。「子どものためにやること」「自分のやりたいこと」「仕事」の全部を完璧にはできない。だからこそ各領域で「本当に大事な2割」だけを残す。育児なら子どもの健康と安全、転職準備なら志望企業研究と職務経歴書。そう絞り込めると、限られた時間の中でも優先順位がはっきりしました。
採用担当として見ていても「優先順位が明確な人」は高く評価されます。「私はキャリアに合う企業だけを選んで応募しています」と説明できる人は、「とりあえず条件のいい企業に大量応募しています」という人より、自己分析の深さも企業選びの戦略性も伝わってくるんです。
2冊目:『時間術大全』で細切れ時間を活用
「その日のハイライトを1つ決める」という手法が育児中にドンピシャでハマりました。今日は書類1枚だけ書く、それだけ。
→ こんな人に:1日にひとつだけでも前に進めたい人
この本は、かなり実用的です。著者のジェイク・ナップはGoogleとGoogle Venturesで長年、ジョン・ゼラツキーはYouTubeとGoogle Venturesの出身。実際に忙しい人の時間術が詰まってるんです。「集中力を持続させるには運動が必要」とか「移動時間の過ごし方で1日が決まる」とか、科学的根拠がしっかりあるんですよね。
特に参考になったのが「毎日1つのハイライトを決める」っていう手法です。この本の中で「1日の中で『今日、これだけは成し遂げたい』という1つのハイライトを決めろ」って言ってるんですけど、育児がある状況だと、これが本当に有効なんです。
双子育児中の転職活動だと、1〜2時間のまとまった時間はほぼ取れません。でも「今日のハイライトは職務経歴書の完成」と1つに絞れば、朝のお昼寝中に30分、昼に20分、寝かしつけ後に1時間、と細切れ時間をそこへ集中投下できるんです。逆にハイライトを決めない日は、時間が空くとついSNSや育児情報サイトを開いて、意識が散漫になっていました。
もう1つ役立ったのが「スマホのデトックス」。育休中はつい「転職情報をチェックしなきゃ」とSNSを開きがちですが、実際はエージェントからのメールの方が有用で、他のワーママの状況を眺めても気持ちが消耗するだけでした。だから「SNSを見ない時間」を決めるだけで、細切れ時間が転職準備に戻ってきます(育休中の転職活動タイミングと合わせて読むと、時間の使い方が見えてきます)。
3冊目:『ずるい仕事術』で疲れても動ける仕組み
「疲れていてもできることだけ」を事前に決める仕組み化の本。育児疲労時の転職準備にそのまま使えました。
→ こんな人に:気力がない日にも何か進めたい人
この考え方は、育児と時間管理の組み合わせで本当に役立ちます。佐久間さんは「テレビ番組プロデューサーとしてめっちゃ忙しい中で、どうやって創造的な仕事をしてるのか」っていう話をしてるんですけど、育児の世界にも応用できるんです。
この本の核は「疲れてても動ける仕組みを作ること」なんです。例えば「良い状態の時に、悪い状態の時用の手順書を作る」みたいなことですね。育児と転職活動で疲弊してる状態の時に「さあ、ここから職務経歴書を完成させるぞ」って思っても、頭が動かないんです。だからこそ「疲れてる時用の作業フロー」を用意しておく。例えば「疲れてる時の転職準備:志望企業の企業情報をスマホで見直す(15分)→面接質問Q&Aを音声録音する(15分)→職務経歴書の誤字チェック(10分)」みたいに、「疲れていてもできることだけ」をセットで用意しておくんです。
あと「余白時間の作り方」ってのが、この本の面白いポイントです。佐久間さんは「余白時間=なんでもない時間=が実は創造性を生む」って言ってるんですけど、育児中だと「余白時間」ってなかなかないんですよね。だからこそ「意識的に余白時間を作る工夫」が大事です。例えば「毎日15分、赤ちゃんが起きてても『今は自分の思考時間』と割り切る」みたいなことですね。その15分でゼロから職務経歴書を完成させることはできないけど「今日のハイライトのために集中する時間」として機能するんです。
