1. 転職全体での年収変化ってどのくらい?

まずは冷静に数字を見ましょう。doda転職前後の年収変動レポート2025年9月版によると、転職者全体の60.4%が年収アップしています。転職前後の平均年収変動額は+9.5万円。意外と上がる人、多いんです。

マイナビの「転職動向調査2025年版(2024年実績)」でも、転職によって年収は平均22万円増加。20代に絞ると年収アップ率はさらに高く、平均5%増という結果も出ています。

※ワーママ専門の転職年収統計は限定的ですが、タイミングや戦略の影響で結果が変わるのは間違いありません。下がる条件・下がらない条件を順に整理します。

2. 育休明けで年収が「下がりやすい」パターン

採用担当の目線で見ると、育休明けの転職で年収が下がる人には、いくつか共通パターンがあるんです。

1. 時短勤務を条件に転職する場合

時短で働きたいって条件が最初から出ると、企業側も「全力投球できない人」という評価になってしまう。だから、同じ職種でも、時短じゃない人より給与テーブルが低くなるんです。これは……仕方ない部分もあるんですが、悔しいですよね。

2. 業種や職種をガラッと変える場合

育休中に「新しい道に進みたい」って気持ちになることもあると思います。でも、転職ってただでさえ前の経験が活かせないと給与が下がるもの。それプラス時短という条件が加わると……年収は大きく下がる傾向にあります。

3. 正社員から契約社員・派遣に変わる場合

子育てと両立させやすいからって、契約社員や派遣を選ぶ人もいますよね。その場合は、もう、ほぼ確実に年収は下がります。福利厚生もそうだし、昇給の仕組みもないですから。

下がるパターンに当てはまる人ほど、エージェントの年収交渉サポートが効く

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3. 年収が「下がらない」「むしろ上がる」パターン

じゃあ、どういう人たちは年収を守れてるんでしょう。採用担当として評価が高い層を見ると、やっぱりパターンがあるんです。

30代で専門性やスキルが高い人

「この人の経験、うちの会社に必要だ」という人材は、時短だろうが、育休中だろうが、給与は下げられません。むしろ、引っ張り手が多いので年収交渉で有利に立てる。年齢が高いからこそ、スキルの差が年収に直結するんです。詳しい計算手順は時短勤務の年収計算もどうぞ。

管理職候補として評価されている人

採用担当視点で「この人、課長候補だな」と思う人材には、企業も投資するんです。子育て中だからこそ、「多様な働き方の実例」として管理職を目指してもらいたい、という企業もあります。その場合は、年収は守られやすい。

企業が急いで採用したい職種の場合

エンジニア不足とか、営業が足りないとか、企業が困ってる部分があると、条件は譲歩されやすいんです。時短だからって大幅に下げたら、誰も来ないし、来た人も早期離職しちゃう。だから、むしろ適正給与をオファーされることもあります。

4. 年収パターン早見表(A〜Gの7シナリオで全体俯瞰)

「下がるパターン」と「下がらないパターン」を、実際の年収レンジ付きで7シナリオに整理しました。自分のケースが🟢🟡🔴のどこに入るか、まずは早見表で全体俯瞰してみてください。

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シナリオ 年収(前→後) 評価
🟢 A 同職種・フルタイム 450 → 450-480万 ◎ 下がらない
🟢 E 専門性×時短 520 → 440-480万 ◎ 守られる
🟢 F 管理職候補×時短 480 → 450-500万 ◎ 守られる(昇進可能性も)
🟡 C 職種変更・フルタイム 450 → 380-420万 △ 約15%減
🟡 B 同職種・時短 450 → 360-400万 △ 約20%減
🔴 D 職種変更×時短 450 → 280-350万 × 約35%減(最大級)
🔴 G 派遣×時短 450 → 240-300万 × 約45%減(昇給なし)

採用側の評価ワーママの実感の詳細は、本文中の各パターン解説を参照してください。同じ「年収減」でも、専門性や管理職候補なら交渉余地が大きく異なります。

5. 採用担当として見た「年収交渉する候補者」の印象

「年収交渉なんてしていいのかな」と引け目を感じる人、多いんです。育休明けだと特に「採用してもらえるだけありがたい」と思ってしまいがち。でも採用担当の目線で言うと、まったく逆。年収交渉をしてくる候補者は、むしろ評価が上がるんです。理由は3つの本音と一緒に整理します。

  • ① 市場価値を理解している人だと判断される:交渉できる=相場を知っている=視点が高い、という印象
  • ② 入社後の早期離職リスクが下がる:「条件納得して入った人」は辞めにくい
  • ③ 採用側は「想定レンジ」を持っている:交渉してきても基本ライン内なら即承諾、上限超えても代替案で着地する仕組みがある

育休中の双子ママ目線でも、この感覚は救いになります。「家族のための交渉」と捉え直すと、自分のキャリアエゴではなく戦略的判断として自然に動ける。下記の3つの本音はそのまま心理的ブースターとして使ってみてください。

「採用担当として何百人もの転職者を見てきましたが、『年収交渉してくる候補者』ほど『自分の市場価値を理解している』として評価が上がります。逆に『提示そのまま受けます』と無条件承諾する人は、入社後に『あれ、もっともらえたはず』と気づいて辞めるリスクが高い。育休明けでも、根拠ある交渉なら採用側は真摯に対応します。」

— 採用担当として

「育休中の双子ママとして、年収交渉は『家族のため』だと割り切ると気持ちが楽になります。年収+30万円は保育園の延長料金、家事代行、ベビーシッター、双子用品の買い替えに直結。自分のキャリアエゴではなく、家族と仕事のバランスを実現するための戦略的判断です。エージェント面談で『時短でも市場相場以上を狙う』と最初に伝えるのが第一歩。」

— 育休中の双子ママとして

「いま採用市場は売り手市場で、ワーママ向け求人も2025年4月の育児・介護休業法改正で明確に拡大中。doda調査でも転職者全体の60.4%が年収アップ。育休明けでも『下がらない3パターン』を狙えば時短でも年収を守れます。エージェント経由なら『時短前提で市場相場以上』を交渉してもらえる。動きながら判断するのが育休中の特権です。」

— 採用担当としての本音

6. 時短でも年収を落とさない4つの交渉術

「時短勤務だと、もう年収は諦めるしかない」と思っていませんか。実はエージェントを介すれば、時短前提でも年収を守る交渉カードは複数あります。FAQでも触れた4つを、もう一段詳しくまとめます。

  1. ① 時短期間を限定する:「最初の2年は時短、その後フルタイムに戻す」と期間を区切ることで、企業側も中長期的な投資として年収を維持しやすくなる
  2. ② 成果報酬条件をセットする:「フルタイム同等の成果なら時短期間でも昇給対象」など、評価軸を時間ではなく成果に紐付けてもらう
  3. ③ 時給換算で平等性を主張する:「フルタイム比例の年収=時間あたり単価で同等」のロジックは採用側も納得しやすい。時短の年収計算を参照
  4. ④ 専門性で勝負する:希少スキル(IT・人事採用・データ系など)の場合、時短でも市場相場を超えるオファーを引き出せる

4つのうち2つを組み合わせるのが鉄則。「①期間限定+④専門性」はワーママ転職で最も効くペアです。さらに年収交渉の進め方と組み合わせると成功率が一段上がります。

🤝 育休明け年収維持に強い:ワーママ向け目的別エージェント3選

大手リクルートで「業界別年収相場」を取りつつ、ワーママ特化エージェントで「時短前提でも年収維持できる求人」を絞り込むのが理想的。

  • リアルミーキャリア:時短勤務・在宅可の正社員求人に特化。時短前提でも年収維持可能な求人を厳選紹介。 公式サイト →
  • リクルートエージェント:完全在宅・フルリモート求人を中心に紹介。在宅でも年収を維持・アップできる求人を中心に。 公式サイト →

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7. 育休中の今こそ、下げない工夫を最大化する

「年収は下げたくない、でも自信もない」——その揺れこそ、育休中ワーママの本音だと思います。私自身、双子の世話で頭がぐらぐらする日々の中で、それでも「下がる前提で割り切る」のだけは絶対に違うな、と感じています。

doda調査では転職者全体の60.4%が年収アップ。マイナビ転職動向調査2026年版でも30代の転職後年収は+32.4万円(全年代最大)。データだけ見ても「育休明け=下がる」は思い込みです。2025年4月の育児・介護休業法改正でワーママ向け求人は明確に拡大中。今は売り手市場で、育休中の登録もまったく問題ありません。

大事なのは「動きながら判断する」こと。エージェント登録は完全無料、合わなければ放置でOK。下記の組み合わせ(業界最多のリクルート+ワーママ特化のリアルミーキャリア)で、まず市場相場を把握するところから始めれば、それだけで「下げない交渉」のカードが揃います。