1冊目:本当の自由を手に入れる お金の大学
🌱 お金系の本命は『本当の自由を手に入れる お金の大学』。まずこの1冊から。
🥇 いちばん効いた1冊。稼ぐ・貯める・増やす・守る・使うの5つの力でお金の全体像が見えます。お金の本に何から手を出すか迷うなら、まずこの1冊。
→ こんな人に:お金の基礎を体系的に押さえたい人(投資経験者には基礎すぎるかも)
転職を考えるときに最初に開きたい1冊が、『本当の自由を手に入れる お金の大学』。両学長のこの本は、お金の全体像をひとつの絵で見せてくれる入門書です。稼ぐ、貯める、増やす、守る、使う——お金に関する5つの行動が、体系的に整理されています。
特にワーママに効くのは「稼ぐ」の章。給与所得だけに頼る働き方の限界を踏まえて、転職と副業という2軸で収入の地図を広げてくれます。年収交渉を考えるときも、「今の会社の中だけで考える」モードから一歩抜け出すきっかけになりました。採用側で候補者を見てきた感覚としても、自分の市場価値を別軸でも測れている方は、年収の話に落ち着きがあった印象です。
そして「貯める」と「守る」のセクションは、双子育児の資金計画にそのまま効いてきます。フルカラーのイラストと会話形式(著者×リーマンくん)で、夜の細切れ時間でもページが進むテンポ。最初の1冊として、私もこの本から始めました。
2冊目:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(超改訂版)
🌱 投資のはじめの一冊なら『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!(超改訂版)』、30分で輪郭が見えます。
「結局、何を買えばいい?」が30分で読める対話形式の投資入門。新NISA対応の超改訂版で、お金の大学の次の1冊として読み進めやすい流れになっています。
→ こんな人に:お金の大学の次に具体的な投資を学びたい人
給料が上がったら、次に考えたいのは「どうやって増やすか」。山崎元さん・大橋弘祐さんの『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』は、投資初心者が押さえておきたい「正しい常識」を、対話形式でほどいてくれます。
この本の特徴は「難しい金融理論は思い切って横に置いて、本当に必要な投資知識だけを伝える」というスタンス。ワーママは時間がないので、複雑な投資理論を細部まで追いきれません。でもこの本なら30分で「長期投資の輪郭」が見えてきます。投資の地図を持っている方は、転職後の人生設計に余裕が出やすい印象もあります。
給料が上がって「使いきる」のではなく「増やす」という選択肢を持つだけで、家計の景色が変わります。給料が決まった後に、続けて開きたい1冊です。
3冊目:はじめての人のための3000円投資生活
🌱 家計の仕組み化なら『はじめての人のための3000円投資生活』、少額から始められます。
月3000円から始める実行ステップが具体的。家計管理の仕組み化に直結します。
→ こんな人に:少額から投資の習慣を作りたい人
「貯金がない」「給料をほとんど使い切ってしまう」という転職希望者は、私が見てきた範囲でも少なくありません。採用面接で給料交渉の話をしても「今と同じくらいで大丈夫です」と答える背景に、家計の見えにくさがあるケースもありました。横山光昭さんの『はじめての人のための3000円投資生活』は、そういう人たちの「家計の立て直し」を優しくガイドしてくれます。
この本を読むと「貯金ができない」のは、あなたの収入が低いせいじゃなくて「家計管理ができていない」からだということに気づきます。転職で給料が上がっても、家計管理ができていなければ、また全部使い切ってしまう。だから働き方を変えるか考える前の、いまの自分にこそ開いてほしい一冊です。双子育児で教育費や医療費が増えている私たちだからこそ、この本の「家計管理の仕組み化」は必須知識です。
特に「3つの口座管理法」は実践的で、転職後すぐに実行できます。給料が上がった時こそ、正しい家計管理が人生を変える。『はじめての人のための3000円投資生活』は、家計管理を仕組み化する一冊として役立ちます。
4冊目:投資家が「お金」よりも大切にしていること
🌱 お金との向き合い方なら『投資家が「お金」よりも大切にしていること』、考え方の整理に。
「お金」よりも「人生価値」を軸に考える哲学書。長期視点で職を選びたいときに。
→ こんな人に:お金との向き合い方を学びたい人
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』は、藤野英人さんが20年以上の投資経験を通じて整理してきた「人生におけるお金との向き合い方」を語った本です。転職活動中に開きたい理由は、この本が「お金」だけでなく「人生価値」も軸に考えているからです。
採用面接で「年収はいくら希望ですか?」と聞くと、多くの方は「〇〇万円」と数字で答えます。一方で、長く落ち着いて働けている方は「給料だけで判断するのではなく、この企業で自分の『人生価値』が高まるかで判断する」という見方を持っているように見えます。この本を読むと、その思考の輪郭が言葉として見えてきます。
ワーママこそ、この視点が効いてきます。限られた時間だからこそ「給料が高い仕事」だけでなく「人生価値が高まる仕事」も天秤にかけたい。「年収100万円アップ」と「仕事のやりがい」の比較で迷ったときに、後者を選ぶ視点が、この本で言語化されます。
5冊目:人生100年時代の年金戦略
🌱 老後の長期設計なら『人生100年時代の年金戦略』、退職金・企業年金まで網羅。
「退職金・企業年金・確定拠出年金」の長期資産を体系的に。年収交渉時の必須知識が揃います。
→ こんな人に:老後資金を逆算して職を選びたい人
最後の『人生100年時代の年金戦略』は、転職活動中には後回しにされやすいけれど、長期視点で見ると大切な1冊です。田村正之さんが書いたこの本は、日本の年金制度の変化のなかで「自分の老後資金をどう設計するか」を落ち着いて考えさせてくれます。
転職で給料交渉をするとき、つい「基本給」だけを見てしまいがちです。でも長期で効いてくるのは「退職金」「企業年金」「福利厚生」といったお金。この本を読むと、面接で確認しておきたい条件のポイントも整理しやすくなります。退職金や年金について落ち着いて質問できる方は、採用側からも「長く働く前提で見ている方なんだな」と伝わる印象があります。
特にワーママは「育休中の年金保険料の扱い」「復職後のキャリアと年金の関係」など、独自に関わるテーマが多いです。この本で基礎知識を入れておくだけで、人生設計の解像度が上がります。転職は「今のキャリア」を変えるだけでなく「人生100年の家計」を見直すきっかけになります。その視点で判断できると、迷いがだいぶ減ります。
