📊 1. まず数字で見るテレワークの現状
テレワークは“下げ止まり+ハイブリッド定着”の時期。だからこそ「テレワーク可」の中身を見極めることが大事です。
数字で現状を確認しておきますね。直近の公的調査をまとめると:
- 雇用型テレワーカーの割合:24.6%(前年比0.2ポイント減・下げ止まり傾向)
出典:国土交通省「令和6年度テレワーク人口実態調査」(2025年3月発表・全国就業者対象・有効サンプル40,000人) - テレワーク導入企業割合:47.3%(前年49.9%から2.6ポイント減)
出典:総務省「令和6年通信利用動向調査」(情報通信白書 令和7年版) - 1週間あたりのテレワーク日数:平均2.1日(週1〜4日のハイブリッドワークが定着傾向)
- 業種別ではIT・通信業のテレワーク実施率が高い傾向。男女別実施率は調査によって幅があるものの、女性は男性より低い傾向が複数調査で確認されています。
要するに、全体的にはテレワークがいったん広がった後の「下げ止まり期」に入っていて、ハイブリッド勤務が定着しつつある状況です。一方で、育児や家事の負担を抱えるワーママにとっては、「テレワーク可」求人をどう見極めるかがますます重要になっています。
⚠️ 2. 「テレワーク可」の求人にひそむ4つのパターンと落とし穴
「テレワーク可」には大きく4つの落とし穴があります。なかでも「制度はあるけど実際は使えない」が一番多いパターンです。
パターン1:制度はあるけど、実際には使えないいちばん多い
🔍 見分けるサイン:「テレワーク可」とだけ書かれ、頻度や運用の記載がない/部署・上司で運用が違う
👶 ワーママへの影響:配属先しだいでほぼ出社になり、両立の計画が崩れることも
✅ ひとこと対策:「制度があるか」ではなく「使える文化があるか」を面接で確認
*実は私自身の会社も、制度はあるけど上司が出社主義で、ほぼ全員が毎日出社。これが私が転職を本気で考えている理由のひとつです。
パターン2:試用期間中は出社必須(求人票に明記されていない)
🔍 見分けるサイン:試用期間中の勤務形態についての記載がない
👶 ワーママへの影響:最初の3〜6ヶ月が毎日出社だと、送迎や急な発熱に対応しづらい
✅ ひとこと対策:「テレワークは入社日から使えるか」「試用期間の勤務形態」を面接で質問
パターン3:週1〜2日のみ(フルリモートではない)
🔍 見分けるサイン:「テレワーク可」とあるが、頻度の保証がない
👶 ワーママへの影響:週1〜2日では、発熱対応や送迎に合わせた柔軟さに足りないことも
✅ ひとこと対策:「フルリモート」と「テレワーク可」は別物。週何日かを必ず確認
パターン4:部署によって異なる(説明がない)
🔍 見分けるサイン:「当社はテレワーク対応」とあるが、部署別の説明がない
👶 ワーママへの影響:応募した職種では出社前提、というミスマッチが起きやすい
✅ ひとこと対策:応募する職種・部署のテレワーク実施頻度を確認
✅ 3. テレワーク求人を見極める5つのチェックポイント
「頻度の明記」「試用期間の条件」「職種との相性」「口コミ」「面接で本人に確認」の5点を押さえれば、入社後のズレを防げます。
で、実際に応募者側からどうやって実態を確認するのか。採用担当の視点から、チェックすべきポイントをお伝えします。
ポイント1:求人票に「週●日テレワーク」と頻度が明確に書いてあるか
「テレワーク可」とだけ書いてある場合は曖昧です。でも「週4日テレワーク、週1日出社」とか「月2回の定例会議時のみ出社」とか、具体的に書いてある場合は、その企業がテレワーク制度をちゃんと運用してる証拠です。そういう求人を優先的に見るといいです。
ポイント2:「試用期間」の出社条件を確認する
求人票に「試用期間3ヶ月は毎日出社」って明記されてれば、採用側が誠実だってことです。逆に何も書いてなかったら、面接で直接聞いて、その場で確認しておきましょう。
こんな聞き方がいいですよ:「入社後の試用期間中は、どのような勤務形態になるんでしょうか?テレワークは入社日からすぐに利用できますか?」
ポイント3:職種・職務内容とテレワークの相性を確認
営業なのか企画なのか事務なのか。職種によって、テレワークの向き不向きって大きく異なるんです。
同じ会社の求人でも営業職には「テレワーク可」と書いてあるけど、実は「営業だから顧客対応は定期的に必須」って場合もあるんです。自分が応募するポジションの職務内容と、テレワーク対応がちゃんと合ってるのか、きちんと確認することが大事です。
ポイント4:口コミサイトで「実際の運用」を確認
OpenWorkとか転職会議、Lightlyなんかで在籍社員や退職者のコメント見てみましょう。「テレワーク推進してる」「フレックスで働きやすい」「育児中の社員もテレワーク活用してる」みたいなコメントがある会社は、比較的信頼度が高いです。
逆に「テレワーク制度はあるけど、実際には出社求められる」「上司の方針で部署全体が出社前提」みたいなネガティブなコメントがあれば、注意が必要ですね。
ポイント5:面接で、実際に働いてる人に直接確認する
採用担当に聞くよりも、実際にその会社で働いてる人に聞くのが、一番信頼できるんです。面接の時に「後日、実際の配属予定部門の方とお話しできる機会ってありますか?」と聞いてみるのもいいですね。
もしくは採用側が「当社ではテレワークが定着してます」って言ってきたら、こんな風に聞き返してみてください:
こんな聞き方で確認できます:「ありがとうございます。ところで、実際にリモートワークをされてる社員の割合って、どのくらいなんでしょうか?それと、私が配属される可能性のある部門では、テレワークの実施率ってどの程度ですか?」
採用担当者が詳しく説明できるなら、その情報は信頼できます。曖昧な回答しか返ってこなかったら、その会社はテレワークについて、採用側でさえ正確に把握してないってことです。
📊 ワーママ転職の主要データ(2026年版)
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| 指標 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 転職後平均年収(2025年) | 533.7万円 | マイナビ転職動向調査2026 |
| 年収アップ平均額 | +19.2万円 | マイナビ転職動向調査2026 |
| 30代の年収アップ | +32.4万円 | マイナビ転職動向調査2026 |
| 男性育休取得率(R5) | 30.1% | 厚労省雇用均等基本調査 |
| 転職活動率(過去最高) | 7.6% | マイナビ転職動向調査2026 |
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💼 4. 採用担当として見た「テレワーク求人」の本音
求人票と実態がズレるのは「人事はテレワークを推したい/現場の上司は出社させたい」という温度差が原因です。
採用側の本音も、ちょっとお話ししておきたいんです。なぜ求人票と実態にズレが生まれるのか。
人事の採用担当は「テレワークに対応しよう」って言うんです。働き方改革とかダイバーシティ推進という文脈から「当社はテレワーク対応します」って謳いたいです。でも現場の上司たちは「新しく入ってくる人には、まずは出社してほしい」とか「うちの部署では対面でのやり取りが重要」って判断をする。
この両者のズレが「制度はあるけど使えない」という状況を生み出してるんです。採用側としても、完全には避けられない矛盾なんですね。
もう少し背景を言うと、企業がテレワークを掲げる理由は働き方改革だけじゃないんです。「育児中を含む多様な人材を採りたい」「コロナ禍で在宅でも仕事が回ると分かった」——そんな実感が後押しになっている会社も多い。それでも現場の上司は対面での指導を重視しがちで、このギャップが残るんですね。
5. ワーママ採用側から見た「テレワーク対応の実態」:失敗しない面接での確認方法
面接で「実際の頻度」「試用期間の条件」「急な発熱時の対応」を具体的に聞けば、本当のテレワーク度が見えます。確認してくる候補者は、むしろ好印象です。
面接で「本当のテレワーク度」を確認する質問
ワーママが面接に臨む時は、こんな質問を混ぜると、企業の本当のテレワーク姿勢が見えてきます:
✓ 面接で聞くべき確認事項
「私は育児との両立を重視してテレワーク対応を探してるんですが、この職種で働く実際の社員は、現在どのくらいテレワークを活用してますか?」
「配属予定の部門内で、フルタイムの社員がテレワークを週何日くらい利用してますか?」
「子どもが急に発熱した時など、予定外にテレワークが必要になった場合、対応できますか?」
「試用期間後のテレワーク開始になると思いますが、試用期間の『毎日出社』という条件で、どのくらい長いのが一般的ですか?」
こういった質問に対して、採用側が曖昧な返答しかできない場合は、テレワーク運用がきちんとしてない可能性が高いんです。逆に「うちの部門では週4日テレワークが標準で、実際に育児中の社員も活用してます」みたいに具体的な答えが返ってくれば、その企業はテレワーク運用がちゃんとしてるってことです。
📌 採用担当の本音:「テレワーク確認をしてくる候補者」は信頼できる
採用側の本音をひとつお伝えします。面接で「テレワーク頻度」「実際の運用」を具体的に質問してくる候補者は、採用担当にとってむしろ印象がいいんです。
「条件をしっかり確認したい」というのは、入社後にトラブルにならないための真剣さの表れ。私自身、面接で実際の在宅頻度や子どもの発熱対応について確認してくれた候補者がいて、こちらも実態を正直に話せて、お互い納得して入社→1年経った今も活躍してくれてます。逆に「条件確認なし=なんとなく入社」だと、入社3ヶ月でミスマッチが顕在化することが多いんです。
「条件を聞いたら印象悪くなるかも…」って遠慮する人、ほんとに多いんです。でも、それは逆。確認することで、お互いミスマッチを防げる。ぜひ堂々と聞いてください。
🎯 6. 転職エージェントを使うメリット
求人票に載らない“部署ごとのテレワーク実態”を教えてくれるのがエージェント。テレワーク重視なら使わない手はありません。
テレワーク求人を探すなら、転職エージェントの活用がおすすめです。理由は、わりとシンプルです。
転職エージェントって、企業の内情を知ってるんです。求人票には書かれてない「実際にリモートワークを活用してる社員が多い会社」「テレワーク文化が根付いてる会社」を、エージェント側の経験から絞り込んで紹介してくれるんです。
それに「この企業のテレワーク制度は試用期間後から利用可能です」とか「営業職はリモート頻度が低めですが、企画職ならほぼリモート対応です」みたいな、求人票には書かれてない詳細情報も持ってるんです。
ワーママの転職支援に力を入れてるエージェントを選ぶと「育児との両立」という視点から、適切な求人を紹介してくれます。
テレワーク希望ワーママに採用担当として薦める3社
テレワーク重視のワーママには、目的別に以下3社を併用するのが効率的です。記事117でも詳しく比較しています。
- リクルートエージェント(求人最多・全国カバー)──公開約75万件の業界最多級求人。テレワーク・ハイブリッド求人も豊富。担当者次第で「テレワーク実態」まで聞き出せる王道の1社。
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詳細・5社比較ランキングは ワーママ転職エージェントおすすめ5選 へ。
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